「考えさせてください」
2回目のデート、ビール1杯目でのフライング告白。
私の真っ直ぐすぎる(?)速球に、彼はジョッキを持ったまま固まり、そう答えました。
「振られたわけじゃない。でも、OKでもない。」
そこから3日間。スマホの通知が鳴るたびに心臓が跳ねる、地獄のような待ち時間。
彼は何を考えているんだろう…
3日後の朝、ついに彼からLINEが届きました。
「先日はありがとうございました。また食事でもどうですか?」
……ん?
「また食事でも」? 答えは!?
期待と不安で頭がパンクしそうでしたが、即レス。
「喜んで!」
考える必要なんてなかった。また会えるならそれだけで十分だった。
そして1週間後。私たちは再び、対峙することに。
再会した彼は、やっぱりどこかぎこちない。
手の置き場が定まらない感じ、目が合うとすぐそらす感じ。それがなんだか愛おしい。
そして、彼が少し真面目な顔をして切り出しました。
「色々考えたんですけど……まだお互いのことよく知らないので、まずはお友達として、お互いのことを知っていくのはどうですか?」
普通なら、ここで「あ、はい!そうですよね!」と引き下がるところかもしれません。
でも、私の辞書に「妥協」の文字はありません。
気づいたら、言葉が口から飛び出していました。
「私は、恋人として知りたいんです。」
言った瞬間、(あっ……やりすぎた……?)と思った。
彼の目が丸くなった。沈黙が1秒………2秒……。
でも次の瞬間。
彼は堪えきれないというように、ふっと笑ったんです。
「……わかりました。僕でよければ、よろしくお願いします。」
「えっ!!!いいんですか?!?!嬉しい!!!」
店内に響くような声で叫んでしまいました。(笑)
心の中では(きたあああああ!!)(うおおおおおおおお!!)と大絶叫していました。
方角もわからないし、タイミングも読めないどうしようもなくポンコツな私。
でも
「自分の気持ちに嘘をつかない」
「素直に伝える」
「駆け引きはしない」
「好き」をまっすぐ伝える。
それが、私の人生を劇的に変えた、最強のマインドです。
そしてこの日から、彼は私の彼氏になりました。
根拠のない自信と、素直な気持ちだけで、本当に手に入れてしまった。
なんとかなりました。




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