
隣に座った瞬間、彼の横顔に一目惚れ。
えっ……?!?!イケメンすぎる……。
心の中で思わず声が出た。こんなに整った顔の人が、合コンに来るんだ。
いやもはや、今まで出会ってきた人の中で一番のイケメン………
動揺を悟られないように、グラスを口に運びながら、もう一度ちらりと横顔を確認する。
やっぱりめちゃくちゃイケメンでした。
彼の視線の先にいたのは、私とは正反対の美人な女の子でした。
スタイルが良くて、すっきりとした綺麗な顔立ち、笑顔まで美しい。
私とはかけ離れているし、共通している要素が一つもない。
彼は私なんて眼中にない。
完全にその子をロックオンしているのが、手に取るように分かりました。
客観的に見ても、そりゃそうだよな、と思う状況。
普通なら、ここで心が折れてフェードアウトする場面。
でも、私の辞書に「諦める」という文字はありませんでした。(笑)
だって、諦める理由が見つからなかった。
「私には無理」という発想が、そもそも出てこなかったんです。
144cmで、飛び抜けた美人でもない私が、なぜそこまで自信を持てたのか。
自分でも説明できないけれど、「私ならなんとかなる」という感覚だけは、ずっと揺るがなかった。
だから、やれることを全部やろうと決めた。
とにかく、勢いと愛嬌。今の自分にできることを全部やる。
ネタの引き出しも語彙力もない私は(なんもなさすぎ)
彼の話に必死に耳を傾けました。
声のトーンをこれでもかと上げて、必死の上目遣い。
「すごい!」「素敵!」「さすがですね!」(パチパチ)を連発。
持ち前の愛嬌で勝負だ!と笑っちゃうくらい、本当に必死でした。
戦略とか計算とか、そんな高度なことは何もできない。
ただ、好きという気持ちを全身で表現するだけ。それだけが私の武器でした。
そして帰り際、彼にこう伝えました。
「言われ慣れてるとは思いますけど、すごくかっこいいですね!」
心からの直球ストレート。
褒め言葉を計算で使ったわけじゃなくて、本当にそう思ったから、そのまま言った。
私は体当たりしかできない。
彼の反応はあまりなかったけど、今日私のできることはした。それだけで、十分でした。
帰り道、すぐにLINEを送りました。
「今日はありがとうございました!とても楽しかったです。映画が好きだと仰っていたので、よければ一緒に行きませんか?」
我ながら、早い。(笑)でも迷う理由がなかった。
好きなんだから、動くだけ。
失敗しても、それはそれでなんとかなる。後悔だけはしたくない。
そう思っていたから、指が動いた。
返信が来たのは、なんと3日後。
3日間、既読もつかなかった。
普通なら「美人なライバルがいるし、返信も遅いし、やっぱり私には無理だ」って諦めちゃう場面。
友達に話したら全員に「もう諦めな」と言われました。
でも私だけは諦める気になれなかった。だって好きなんだもん。
好きな気持ちに、返信の速さは関係ない。そう思っていました。
でも不思議と、落ち込まなかった。むしろ「返ってきたじゃん!」と思った。(笑)
当時の私にあったのは、根拠のない自信だけ。
「きっと私なら大丈夫。」
「絶対に手に入れる。」
そのただただ「この人を手に入れたい!」という執念にも似た気持ちが、3日後のLINE返信からどうやって「逆転の初デート」に繋がったのか。
そのエピソードは、また次回のブログでお話しします!




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